三鷹市立図書館メールマガジン第20号(2017年8月10日発行)

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三鷹市立図書館メールマガジン第20号(2017年8月10日発行)
https://www.library.mitaka.tokyo.jp
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三鷹市立図書館メールマガジンは、利用者の皆様に、もっと本や図書館に親しんでいただけるように、図書館ならではの情報を電子メールでお届けします。

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◆◇目次◇◆
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【1】お知らせ
【2】最近人気のある本
【3】お勧め本の紹介
【4】コラム:図書館員のひとりごと
【5】コラム:レファレンスコーナーから
【6】図書館サポーターのご紹介
【7】休館日

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【1】お知らせ
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┃都立多摩図書館バックヤードツアー
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今年1月に移転オープンした都立多摩図書館を見学に行きます。
普段みることのできない場所の見学や都立多摩図書館の機能や役割について教えてもらいます。
本好きな人、夏休みの課題に困っている人など…一緒に参加してみませんか?
日時:平成29年8月25日(金曜日)午後1時30分 JR西国分寺駅集合
対象:三鷹市内在住の10代のかた
申込:8月15日(火曜日)までに三鷹図書館に電話で申込み(先着順)。
▼詳しくはこちら
https://www.library.mitaka.tokyo.jp/event/2017072000027/

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┃【全館】夏休みは図書館へ!
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7月21日(金曜日)から8月31日(木曜日)は特別プログラムでのおはなし会を開催しています。
▼詳細はこちらから
https://www.library.mitaka.tokyo.jp/event/2017060900018/

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┃【西部】「9月おはなしの森」
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おはなしの森は中学生以上を対象としたおはなし会です。毎月第2土曜日に開催しています。
9月は日本と世界の昔話他
会場:西部図書館
日時:9月9日(土曜日)午後2時30分から3時30分まで
※8月の開催はありません。
※当日直接会場へお越しください。
※問合せ先:わたげの会(米屋0422-33-9011)

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┃【本館】8月テーマ図書(一般)
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「世界遺産を旅する」
7月9日、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界文化遺産に登録されました。
そのひとつ、宗像大社は、三鷹市内にある中近東文化センターの設立に尽力した、出光佐三が厚く信仰していたことでも知られています。
そのようなわけで、今月は世界遺産に行ったような気持ちになれる本を集めてみました。
もちろん、この夏のご旅行の参考にもどうぞ!
※三鷹図書館(本館)エントランスホールにて展示中    

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┃【全館】8月テーマ図書(児童)
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「よんでみない?」
小学生のみなさんに、三鷹市立図書館の児童担当が選んだ、最近1年のおすすめの本を紹介します。
「よんでみない?」のリストは三鷹市立図書館各館で配布しています。
▼テーマ図書(児童)の詳細はこちらから
https://www.library.mitaka.tokyo.jp/kids/news/2016013000010/     

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┃【東部】8月テーマ図書(一般)
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「夏を楽しもう!!」
今年もまた、暑い暑い夏がやって来ました。
花火、祭り、昆虫採集、ラムネにアイスクリーム。夏の楽しい記憶が甦り更に素敵な夏になりますように…
そんな本を集めてみました。

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┃【全館】企画展示:つらい気持ちを抱えているきみへ
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なんとなく学校に行きたくない。
なんとなく友達や家族とうまくいかない。
きみは今、何かうまくいっていないことがあって、つらい気持ちを抱えていませんか。
図書館にきみの心を和ませたり、支えてくれる本をみつけにきませんか。
きみのその気持ちに寄り添える本や、相談できる窓口の紹介をしています。
期間:平成29年8月22日(火曜日)から9月17日(日曜日)まで

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【2】最近人気のある本
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┃貸出ランキング(2017/7/1から2017/7/31)
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順位/貸出回数/タイトル/著者/出版者/出版年月/定価/請求記号
1位/25回/コンビニ人間/村田沙耶香/文藝春秋/2016.7/1300円/913.6
2位/23回/危険なビーナス/東野圭吾/講談社/2016.8/1600円/913.6
2位/23回/フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣/ジェニファー・L.スコット 神崎朗子 訳/大和書房/2014.10/1400円/590.4
4位/22回/人魚の眠る家/東野圭吾/幻冬舎/2015.11/1600円/913.6
5位/21回/恋のゴンドラ/東野圭吾/実業之日本社/2016.11/1200円/913.6
5位/21回/サラバ! 上/西加奈子/小学館/2014.11/1600円/913.6
5位/21回/豆の上で眠る/湊かなえ [著]/新潮社/2014.3/1400円/913.6
8位/19回/蜜蜂と遠雷/恩田陸/幻冬舎/2016.9/1800円/913.6
9位/18回/アンマーとぼくら/有川浩/講談社/2016.7/1500円/913.6
9位/18回/陸王/池井戸潤/集英社/2016.7/1700円/913.6

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┃予約ランキング(2017/7/1から2017/7/31)
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順位/予約回数/タイトル/著者表示/出版者/出版年月/定価/請求記号
1位/76回/月の満ち欠け/佐藤正午/岩波書店/2017.4/1600円/913.6
2位/49回/パーマネント神喜劇/万城目学/新潮社/2017.6/1300円/913.6
3位/47回/変幻/今野敏/講談社/2017.6/1600円/913.6
4位/38回/アキラとあきら 徳間文庫 い49-2/池井戸潤/徳間書店/2017.5/1000円/B913.6
5位/37回/宮辻薬東宮/宮部みゆき、辻村深月、薬丸岳、東山彰良、宮内悠介/講談社/2017.6/1500円/913.6
6位/36回/あるかしら書店/ヨシタケシンスケ/ポプラ社/2017.6/1200円/726.6
7位/35回/生涯投資家/村上世彰/文藝春秋/2017.6/1700円/289.1
8位/34回/暗闇のアリア/真保裕一/KADOKAWA/2017.7/1600円/913.6
9位/32回/とるとだす [「しゃばけ」シリーズ] [16]/畠中恵/新潮社/2017.7/1400円/913.6
10位/31回/真夏の雷管 道警・大通警察署 [道警シリーズ] [8]/佐々木譲/角川春樹事務所/2017.7/1600円/913.6
10位/31回/真夜中のパン屋さん [6] 午前5時の朝告鳥 ポプラ文庫 お7-9/大沼紀子/ポプラ社/2017.6/700円/YB 913.6
10位/31回/宝くじで1億円当たった人の末路/鈴木信行/日経BP社、日経BPマーケティング(発売)/2017.3/1400円/159
10位/31回/夢三夜 文春文庫 さ63-8 新・酔いどれ小籐次 8/佐伯泰英/文藝春秋/2017.7/690円/B 913.6
10位/31回/今こそ、韓国に謝ろう/百田尚樹/飛鳥新社/2017.6/1296円/221
10位/31回/幸福の「資本」論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」/橘玲/ダイヤモンド社/2017.6/1500円/151.6

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【3】お勧め本の紹介
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タイトル/著者/出版社/出版年/請求記号
アウシュヴィッツ博物館案内/中谷剛/凱風社/2012.8/234.0

著者はアウシュヴィッツ博物館のガイドを15年にわたってしているかたです。
「アウシュヴィッツ」とはナチスが強制収容所を置いたポーランドの地名で、ここに大量のユダヤ民やポーランド人政治犯、ロマ・シンティの人たちなどが強制的に収用され、殺されました。「絶滅収容所」たる所以です。
アウシュヴィッツ博物館というのは、この強制収容所の当時の遺留品や建築物を修繕して展示している施設です。
資料は3部構成で、第1部は生き残った人たちに対するインタビューの結果等を再構成して掲載し、2部はアウシュヴィッツ強制収容所の写真集、3部は博物館の案内になっています。読んでいると描写される内容・事実に打ちのめされます。
アウシュヴィッツ強制収容所で命を落とした人の数は130万人に上りました。
なぜ、こんなことが起こってしまったのか。なぜこんなことができるのか。是非考えてみてください。
「歴史を記憶しないものは、再び同じ味を味わわざるをえない」(ジョージ・サンタヤナ)

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【4】コラム:図書館員のひとりごと
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 「贅沢なご褒美」

図書館では毎週、子どもに絵本を読む「おはなし会」をしています。
私はこの担当になって10年余りになりますが、自分の選んだ本は受け入れてもらえるのかと、始まるまでのドキドキは今でも変わりません。
まだ経験浅い頃のおはなし会での出来事です。その日選んだ本は、パーティの招待状をもらった主人公が、幾度もピンチにあいながら会場へたどり着くという内容の「読み聞かせの定番」というだけで選んだ本で、少し不安ながら、読み始めました。
話を進めていくうち、一番前にいた男の子の様子がみるみるうちに変わるのがわかりました。
主人公が危険な場面になると、はっと息をつめ、次のページで助かると、ホッと安堵の表情を見せるのです。
読んでいた私も感動し、一緒に物語を楽しめました。まさに「絵本の力」、「定番」の凄さを体感した瞬間でした。
絵本と読み手と聞き手、一体感が感じられる瞬間があると、とても嬉しくなります。
色々な条件が揃わないと味わえない「贅沢なご褒美」です。

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【5】コラム:レファレンスコーナーから
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「三鷹 水のみち ~上水・用水の今と昔~」 <三鷹図書館(本館)1階に参考資料展示中>

三鷹には野川、玉川上水が流れています。
その昔は砂川用水、品川用水、牟礼分水も流れ、その川沿いに数々の水車がありました。
今では僅かな湧水ですが、水車の存在から当時は水量の豊富な土地だったと予想できます。
三鷹の今の地図に昔の川のみちを重ねながら、水車のあった風景に想いを馳せてみませんか?

参考資料(タイトル/著者・出版社/請求番号)
●三鷹の水車の歴史/三鷹市教育委員会・執筆-小坂克信・三鷹市教育委員会/L213.6 100
●川の地図辞典 多摩東部編・菅原健二・之潮/L517.2 020
●生きている野川/鍔山英次・倉林社/L748 020
●多摩の湧水めぐり/百瀬千秋・けやき出版/L452 020
●図解・武蔵野の水路 玉川上水とその分水路の造形を明かす/渡部一二・東海大学
出版会/L517.2 020
●水車屋ぐらしを支えた民具 武蔵野(野川流域)の水車経営農家民具調査報告書/
三鷹市教育委員会/L213.6 100
●グラフみたかVOL.3 特集 回りまわって水車の話/三鷹市企画部広報課/L318 100
●グラフみたかVOL.7 特集 玉川上水・今昔ものがたり/三鷹市企画部広報課/L318.0 100

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【6】図書館サポーターのご紹介:三鷹図書館サポーター(書架整理班)
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三鷹図書館(本館)で書架整理や本のクリーニングをしています。月に1回くらい、30分ほどのお茶会もあり、サポーター同士の交流もしています。図書館指定の活動日から、ご都合のいい日を選んで参加していただいています。月1回からも参加可能です。
メンバー募集中です。興味のあるかたは、ぜひ見学に来てください。
活動日は、三鷹図書館(本館)にお問い合わせください。
時間は、月曜日、火曜日、木曜日は午後1時30分から3時30分。水曜日は午前10時から11時30分です。

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【7】休館日(8月11日から9月10日まで)
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■三鷹市立図書館(本館、東部、西部、三鷹駅前、南部みんなみ)
(毎週月曜日と第三水曜日がお休みです)
8月14日 (月曜日)、8月16日(水曜日)、8月21日(月曜日)、8月28日(月曜日)、9月4日(月曜日)

■井の頭コミュニティ・センター図書室
毎週月曜日と祝日がお休みです。
8月11日(金曜日)、8月14日 (月曜日)、8月21日(月曜日)、8月28日(月曜日)、9月4日(月曜日)
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■ 三鷹市立三鷹図書館
■■ 〒181-0012 東京都三鷹市上連雀8-3-3
■■◆ TEL:0422-43-9151 FAX:0422-43-0332
■■■■ MAIL:tosho@city.mitaka.tokyo.jp
■■■■ HP:https://mm.library.mitaka.tokyo.jp/_cs?m=mlib&c=6&u=3
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