「くまの子ウーフコーナ―」 三鷹図書館(本館)
- 掲載日2019年8月30日
くまの子ウーフ
神沢利子/作 井上洋介/絵 ポプラ社
くまの子ウーフコーナーとは
市内在住の児童文学作家、神沢利子さんの代表作「くまの子ウーフ」にちなんで名付けたコーナーです。
三鷹図書館(本館)の1階にあります 。
図書館では、市内在住の児童文学作家、神沢利子さんから2017年(平成29年)に貴重な原稿や資料、図書などをいただきました。
その資料を皆様に公開し、もっとみなさんに神沢さんのお話に親しみ楽しんでほしいと願い、2018年12月に気軽に本を手に取れる神沢さんの本の常設コーナーをつくりました。 「くまの子ウーフ」は、神沢さんが作ったお話で、神沢さんが三鷹に暮らし始めた1969年(昭和44年)に初めて出版されました。
それ以来、たくさんの子どもたちに親しまれている神沢さんの代表作のひとつです。
くまの子ウーフコーナーは、こんなところです
神沢さんの本がたくさん並んでいます。
「くまの子ウーフ」をはじめ、児童書、絵本、大人向けのエッセイもあります。
もちろん、貸出もできます。
絵本作家でもある、出口かずみさん作の大きなウーフのぬいぐるみがベンチにすわっています。
となりにすわって、ウーフと一緒に本を楽しまれてはいかがでしょうか。
図書館内は、撮影は禁止ですが、ここにいる大きなウーフとの撮影はOKです!
寄贈資料の展示もしています。
現在は、くまの子ウーフとお父さん、お母さんの人形(池谷陽子さん作)、外国語版のくまの子ウーフを展示中です。
場所
三鷹市立三鷹図書館(本館)1階 児童書架
三鷹市上連雀八丁目3番3号
三鷹図書館(本館)の開館日にいつでもご覧いただけます。
神沢利子さんプロフィール
児童文学作家。1924年(大正13年)福岡県生まれ。
子ども時代を北海道、樺太(現・サハリン)で過ごし、三鷹市には1969年(昭和44年)から在住しています。
代表作として「いたずらラッコのロッコ」「くまの子ウーフ」「銀のほのおの国」「そりになったブナの木」「ふらいぱんじいさん」、自伝的作品として「流れのほとり」「いないいないばあや」などがあります。
1990年「タランの白鳥」で産経児童出版文化賞大賞。1996年「神沢利子コレクション」に纏められた一連の業績で路傍の石文学賞、モービル児童文化賞、巌谷小波文芸賞を受賞。「鹿よ おれの兄弟よ」で2004年小学館児童出版文化賞、2005年講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2006年にはエッセイ集「同じうたをうたい続けて」を刊行しています。
この、「くまの子ウーフコーナー」のデザインは、2007年から2008年までの神沢利子展プロジェクトリーダー、富岡史棋さんにしていただきました。
富岡さんには「神沢利子さんのおくりもの」「くまの子ウーフコーナー」のロゴデザイン制作にも多大な協力をいただいています。