「世界のバリアフリー児童図書展」のご紹介
- 掲載日2020年8月21日
てのひらの会制作の布えほんが「世界のバリアフリー児童図書展」で展示されています。
三鷹市内で活動しているボランティアグループ「てのひらの会」が制作した布の絵本「もぐもぐぱっくん」が、8月30日(水)まで国際子ども図書館で開催中の「世界のバリアフリー児童図書展-IBBY選定バリアフリー児童図書展2019」で展示されています。
国際子ども図書館での「世界のバリアフリー児童図書展」の詳細についてはこちらから(国際子ども図書館のページにリンクします。)
三鷹市立図書館では、てのひらの会のご協力をいただいて布えほんを提供しています。布えほんは、フェルトやボタン等を材料として手作りされた絵本です。読むだけでなく、「見て、さわって、聞いて」小さなお子さんから楽しむことができます。三鷹図書館(本館)では布えほんを貸し出しをしています。三鷹駅前図書館の児童コーナーでは閲覧できますので、ご来館の際はぜひご利用ください。
世界のバリアフリー児童図書展とは
国際児童図書評議会(IBBY)は子どもの本を通して国際理解を進めることを目的に1953年にスイスで設立され、2年に一度、世界中から収集した障害のある子どもたちの読書を支援する書籍の中から特に優れた作品を選んで、推薦図書リスト“Outstanding books for young people with disabilities”を刊行しています。「世界のバリアフリー児童図書展」はIBBYの日本支部であるJBBY(日本国際児童図書評議会)が主催しており、今回は、2019年の推薦図書リストに収録された、点字付きの絵本、布えほん、障がいのある子どもにも読みやすい本、障がいを理解するための本など、世界20か国から選ばれた40作品をご覧いただけます。日本からは、布えほんの「モグモグぱっくん(てのひらの会制作)」、「夏がきた」(羽尻利門 文・絵、あすなろ書房)、「このあいだに なにがあった?」(佐藤雅彦+ユーフラテス 作、福音館書店)の3冊が選ばれました。
巡回展で、7月28日(火曜日)より国際子ども図書館から巡回をスタートしています。今後の予定につきましては、下記のリンクをご参照ください。