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「小学校(集団)での読み聞かせ」のガイド本を紹介します

  • 掲載日2020年2月16日

小学校で読み聞かせをする大人のかたへ

小学校で集団の子どもたちに向けて読み聞かせを行っているかたや、これから読み聞かせの活動を始めてみたいと考えているかたに向けて、本をご紹介します。どうぞ参考にしてください。選書については、児童書に関わる職員が選びました。

小学校での読み聞かせ(初めてのかた向き)

湯沢朱実/編著 平田美恵子/編著 対馬初音/編著 高石聖子/編著 プランニング遊 2014年出版 

読み聞かせが初めてのかたにお勧めです。本の持ちかたや読みかた、読み聞かせボランティアを始める時など基礎的なこと書かれています。実践編として、全学年が1冊、2冊で組まれており、あらすじや読み方のワンポイントなどが書かれています。他にも、詩やことば遊びの本も紹介されています。

代田知子/著 一声社 2001年出版

読み聞かせとはどんなもの?から、選書のコツ、読み聞かせの仕方まで、初めての方でもわかりやすい内容になっています。読み聞かせを始めるにあたって、会の人数や年間計画など具体的にどういった行動をすればよいのか詳しく書かれています。

蔵元和子/[ほか]著 図書館流通センター 2003年出版

小学校での読み聞かせの活動をしてきた著者たちが、現場での体験を元に、選書の仕方や読み聞かせの様子などを紹介しています。特に小学生向けの読み聞かせについては、学年ごとに具体的な例やその場の雰囲気を紹介しています。

小学校での読み聞かせ(ステップアップ)

村上淳子/編著 国土社 2013年出版 

1年生から3年生向けの32のテーマに合わせた読み聞かせに向く本とプチブックトーク。ピックアップで実践の様子や子どもたちの反応、考察や教室での写真など、9テーマの実践例が載っています。

村上淳子/編著 国土社 2013年出版

4年生から6年生向けの32のテーマに合わせた読み聞かせに向く本とプチブックトーク。ピックアップで実践の様子や子どもたちの反応、考察や教室での写真など、9テーマの実践例が載っています。

親子読書地域文庫全国連絡会/編 絵本塾出版 2013年出版

低学年(1~3年生)向けに、8つのテーマに分けた本の簡単な紹介と、読みつがれている絵本のリストなどが載っています。紙芝居を紹介しているテーマもあります。

親子読書地域文庫全国連絡会/編 絵本塾出版 2015年出版

高学年(4~6年生)向けに、8つのテーマに分けた本の簡単な紹介と、読みつがれている絵本のリストなどが載っています。紙芝居や参加型絵本を紹介しているテーマもあります。

科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」/著 幻冬舎 2015年出版 

読み聞かせに向く科学絵本と、関連した実験や工作も紹介されています。

広瀬恒子/著 一声社 2008年出版

読み聞かせを含めた、「子ども」と「本」を結ぶすべてのボランティアを総称したものを、この本では「読書ボランティア」という言葉を使っています。ボランティアとしてのスキルアップの方法やボランティアの現状や課題なども書かれています。

特別支援学校での読み聞かせ

東京都立多摩図書館/執筆 東京都立多摩図書館 2013年出版

知的障がい・肢体不自由、聴覚障がい、視覚障がいの子どもたちへの読み聞かせの方法や工夫、本の紹介をしています。また、わらべ歌や手遊び、プログラム事例も載っています。