小学６年生のタケルは、右と左が分からない。タケルの手のひらに、転校生の実里（みのり）が、黒のペンで「右・左」と書いた。かっこ悪いけど、便利さに気づき、本気で覚えようと思った。消えてしまった右手に、実里が今度はミミズクの絵を書いてくれた。>

ゴードンは、地元でむてきのエースピッチャー。リトルリーグにスカウトされたのに、女子とわかり、ごうかくが取り消されてしまった。ゴードンは、くやしくて、女子がプレイしていた記事を集めるなどし始めた。つねに前向きなすがたに、エールをもらえるにちがいない。

グリムをこよなく愛した絵本作家、ワンダ・ガアグがおすすめする３つのおはなしです。

３人の王子が世界で一番うつくしい指輪やむすめをさがしに行く「三まいの鳥の羽根」など、思わず笑ってしまうユーモアたっぷりのおはなしが入っています。

長崎で原ばくに被爆（ひばく）した中村由一（なかむらよしかず）さんは、小学校の先生やともだちに「ゲンバク」とよばれて、いじめられました。そして、もうひとつの差別も受けるようになりました。