「三鷹図書館サポーター」活動開始。内容を紹介します

  • 掲載日2014年7月1日

三鷹図書館サポーターの活動には、「『大人の遊び場』企画チーム」「本の修理屋さん」「書架整理班」の3つあります。図書館と本が大好き!というかたが、ご自分の興味に合わせて活動に参加しています。始まったばかりなので、活動の方法もいろいろ試行錯誤で工夫しながら進んでいます。活動内容を紹介します。

本の修理屋さん

破れたり汚れたり背表紙がはずれて壊れたりしている図書館の本を、専用の材料や道具で修理する活動です。

6月24日(火曜日)に本の修理屋の研修を実施

「本の修理屋さん」の研修

24人のサポーターを対象に、ベテラン講師の指導のもと、本の修理の研修が実施されました。
講師の手元をじっとみつめ、隣同士互いに教えあう姿も。翌週からはこの研修を活かし、職員と一緒に簡単な修理から始めています。いずれは技術を磨いてもっと高度な修理や造本にもチャレンジ。

書架整理班

「書架整理班」の活動の様子

図書館の一番の楽しみは書棚を眺めて魅力的な本に出会うこと。サポーターのみなさんは、それぞれ活動できる時間に本館の書架をきれいに整え、利用者と本の「出会い」を支えてくださっています。
平成26年5月26日、6月2日に図書館見学ツアーを実施。資料室で三鷹に係る地図や本の紹介や地下の保存庫など、バックヤードツアーと書架整理の説明を聞いて実際の体験をしました。
現在は、図書館の本の並べ方を学びながら書架整理をしています。また、専用のクリーニング液を布につけて、本の表面をきれいにしています。

「大人の遊び場」企画チーム

図書館に、利用者が読書を通して交流する「大人の遊び場」をつくり、いずれは地域のいろいろな場所にも広げていくことを目標として、そのやり方や担い手の育成を考えているチームです。
6月5日(木曜日)から、ワークショップ方式で、まずは今年秋の図書館開館50周年記念イベントのプログラムを検討中。ブックカフェや古本の交換、展示やワークショップなどのアイデアで盛り上がっています。毎回、互いに好きな本を紹介し合い、だれもが参加しやすい敷居の低い読書会の手法を探りながら実践しています。