図書館だより第52号 2024年春号(52号)

  • 掲載日2024年7月9日

図書館だより52号【PDF版】(PDF:2MB)

1面

春のみたか子ども読書フェア
4月18日(木曜日)から4月24日(水曜日)

4月23日の「子ども読書の日」にちなんで、三鷹市立図書館では全館で春のみたか子ども読書フェアを開催します

こいのぼりをつくろう!

4月18日(木曜日)から4月24日(水曜日)の期間中、各館で
うろこ型の用紙を配布します。用紙にシールを貼ったり、
絵を描いたりして、オリジナルのうろこを作成してください。
たくさんのうろこを並べて、大きなこいのぼりを作りましょう!
参加してくれた子どもには「くまの子ウーフ」のぬりえをプレゼントします。
こいのぼりは5月5日(日曜日)まで展示します。
こいのぼりの本や工作の本も展示していますので、ぜひ読んでみてください。
詳しくは館内掲示のポスターや図書館ホームページをご覧ください。

おはなし会

4月24日(水曜日)は各館でおはなし会を開催します。
初めてのお子さんも大歓迎です!詳細は下の表をご覧ください。

おはなし会の予定
開催館  内容 時間 対象 定員
本館 あかちゃんとわらべうたであそぼう 午前10時30分から 0、1、2歳 15組 
本館 「春」を感じる絵本などの読み聞かせ 午後3時から 3歳以上 20人
東部 大型絵本「はらぺこあおむし」ほか 午後3時30分から 3歳以上 20人
西部 紙芝居「うさぎとかめ」ほか 午後3時30分から 3歳以上 20人
三鷹駅前 絵本「14ひきのぴくにっく」ほか 午後3時30分から 3歳以上 15人
南部 絵本「おなべおなべにえたかな?」ほか 午後3時30分から 3歳以上 20人

2面

読み聞かせ入門講座 読み聞かせの“きほん”「本選びを中心に」

三鷹市内の小学校などで、子どもたちに向けての読み聞かせを始める方、または始めたばかりの方を対象とした講座です。
読み聞かせをする上で大切な本の選び方や基本的な技術について、東京子ども図書館職員の笹岡智子さんよりお話しいただきます。
日時:5月25日(土曜日)午前10時~正午
会場:三鷹図書館(本館) 2階第一集会室
対象:市内の小学校などで読み聞かせを始める方、または始めたばかりの方
定員:40人(先着制)
申込:5月7日(火曜日)午前10時から申込開始。
申込は下記のURLまたはQRコードからお願いします。
http://logoform.jp/form/ejBZ/530078
注意:手話通訳を必要とされる方は5月14日(火曜日)までにご連絡ください。以前、三鷹市立図書館の読み聞かせ入門講座を受講したことがある方はご遠慮ください。

図書館オリジナルグッズにマスキングテープが登場!

ご好評いただいている図書館バッグ・てぬぐいに続き、マスキングテープを販売中です。デザインは市内在住の児童文学作家・神沢利子さんの「こぶたのブウタ」のかわいいイラストを使用しています。
販売場所:市立図書館各館・移動図書館ひまわり号
販売価格:きみどり・ピンク 各500円(税込み)
※釣銭の用意がございません。会計金額をご用意いただきますようお願いいたします。

オリジナルバッグ・てぬぐい(各税込み1,000円)も引き続き販売中です!
(てぬぐいは東部・西部図書館は完売しました。)ぜひご利用ください。

秋のみたか子ども読書フェア

10月24日(火曜日)~11月12日(日曜日)
「秋のみたか子ども読書フェア」を開催しました。
おはなし会では、身近な秋をテーマにしたおはなしや、ハロウィンに合わせてちょっぴりこわいおはなしをしました。
また、各館と井の頭CC図書室では、図書館員と子どもたちがおすすめの本を紙で包み「おたのしみパック」として貸し出す企画を実施しました。
1,014セット、合計2,266冊もの本が貸し出しされました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

令和6年6月からブックスタート絵本が変わります

「乳児家庭全戸訪問(こんにちは赤ちゃん)事業」で、生後4か月までの赤ちゃんがいるご家庭に、地域の民生委員・児童委員がお届けしているブックスタート絵本が、令和6年6月訪問対象家庭より「なーんだなんだ」(カズコ G.ストーン/さく 童心社)に変わります。赤ちゃんのリズムに合わせて、ゆっくりゆっくりパンダが登場し、言葉のくりかえしを親子で楽しめる絵本となっています。

3面

≪イベント・行事報告≫ 春のオープンガーデンを開催しました

3月21日(木曜日)~3月23日(土曜日)、三鷹図書館(本館)で「春のオープンガーデン」を開催しました。
今回は、初めての試みで開催期間を3日間設けましたが、天候不順が影響したため、桜の開花にあわせることはできませんでした。
しかし、最終日には、館内で三鷹図書館サポーターによる本の修理屋さんや工房時(とき)さんによるお菓子の販売など、多くの利用者のみなさんに楽しんでいただきました。

みたかとしょかん図書部!キックオフミーティング開催します【5月12日(日曜日)】

令和6年度のみたかとしょかん図書部!の活動を始めるにあたり、キックオフミーティングを開催します。
興味のある人はぜひ遊びに来てください。

対象:中学生から20歳くらいまで(三鷹市民以外もOKです)
申込:不要です。直接会場に来てください。
内容:自己紹介を兼ねて、ミニゲーム(図書館や本にちなんだゲーム)で楽しみましょう!一年間の活動内容について、みんなでやりたいことを決めていきます。

みたかとしょかん図書部!とは

中学生から20歳くらいまでの本好き、図書館好きのグループです。
年齢も学校も違う仲間が協力し合い、同世代の10代に向けて読書の楽しみや図書館の魅力を発信しています。
月に一度(日曜日)、わいわいと定例会を開催しています。昨年は、ビブリオバトル、謎解きイベント、しおりコンテスト、リレー小説作りなどを行いました。

4面

図書館員おススメの1冊

『うけいれるには』クララ・デュポン=モノ/著 松本百合子/訳 早川書房 2023年 ティーンズ T953テ

フランスの田舎町に住む夫婦の元に生まれた障がいを持つ3人目の子ども。彼の兄姉の綺麗ごとではない葛藤、苦悩、受容の姿、そして家族の再生を庭の石の視点から描いています。
重い題材ながら心に残るシーンが読むたびに異なるように感じられ、希望が残る作品です。
日仏の高校生から支持され沢山の賞を受賞している作品。

『東京暗渠学-失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ- 改訂版』本田創/著 実業之日本社 2023年 2分類(地理・歴史)291.3

「暗渠」という言葉をご存知でしょうか?
蓋をされたり土管を埋め込んで地中に潜っている水路のことだそうです。
この本では暗渠を機能面だけではなく、かつて川が流れていた空間(景観)として捉え、その土地やそこに住む人とのかかわりが書かれています。
三鷹の仙川も取り上げられているので、実際に歩いて暗渠をめぐる小さな旅に出かけてみませんか。

『継続するコツ』坂口恭平/著 祥伝社 2022年 9分類(日本文学) 914.6サ

何かを継続するのは難しいですよね。この本では、楽しく継続できるコツを紹介しています。

  • 文章を書いて楽しい→OK
  • うまく書けない→OK
  • 気が乗らない→「気が乗らない」と書く
  • これを誰が読むのか?→とにかく書く
  • お金になるのか?→書く
  • 才能ある人は沢山いる→書く
  • 文章を書いて楽しい→OK

『幸せとは、自分が興味のあることを今も継続できていることである』(著者)

『チーム・オベリベリ』乃南アサ/著 講談社 2020年 9分類(日本文学)913.6ノ

約140年前、北海道帯広の原野に渡った「晩成社」の人々を、渡辺カネという一人の女性の目を通して描いたノンフィクション小説。
明治の最先端の教育を受けながら、帯広という地を選んだカネ。
厳しい環境と向き合いながら、懸命に生き抜くカネの姿に感銘を受けます。

月曜祝日開館はじめます

三鷹市立図書館は、令和6年度から祝日の月曜日に開館します。
※祝日の月曜日に開館した場合、翌日(火曜日)は休館します。

令和6年度の月曜祝日開館

4月29日、5月6日、7月15日、8月12日、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日、1月13日、2月24日