三鷹が舞台になった本
このページには、三鷹の人・もの・ことが登場する本を集めてみました。
どの本も三鷹市立図書館で借りて読むことが出来ます。
様々な作家が暮らし、愛し、描いた三鷹の魅力をぜひ感じてみてください。
このリストに載ってない「三鷹が舞台になった本」を見つけたかたは、ぜひ職員までお知らせください。
タイトル | 著者 | 内容 |
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玉川兄弟 | 杉本苑子 | 玉川上水の工事を具体的に描いた小説。当時の三鷹周辺の農村の様子も描かれている。 |
家康、江戸を建てる | 門井慶喜 | 豊臣秀吉によって関東に国替えされた徳川家康の江戸開発にまつわる連作短編集。第三話に、井の頭池から神田上水を引いた牟礼の元百姓六次郎と春日与右衛門の物語が収められている。 |
中島飛行機の終戦 | 西まさる | 業務日誌「中島ノート」をもとに戦中・戦後の中島飛行機と富士産業の真実を描く。 |
タイトル | 著者 | 内容 |
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孤独の中華そば「江ぐち」 | 久住昌之 | 三鷹にかつて実在したラーメン屋を舞台にした小説。 |
リトルスターレストランのつくりかた | リトルスターレストラン編 | 三鷹で育った筆者が、三鷹で開いたちょっとユニークなレストランの話。 |
はい、こちら国立天文台―星空の相談室 | 長沢工 | 国立天文台に寄せられる、年間1万件もの電話問い合わせ。それに向き合う広報普及室、著者の奮闘を描く。 |
三鷹天命反転住宅 | 荒川修作ほか | 三鷹にある、カラフルでユニークな「死なないための住宅」。建築に関わった人々の話や写真が掲載されている。 |
タイトル | 著者 | 内容 |
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図書館戦争 | 有川浩 | 主人公らが敵対組織の事務所を訪れた後、三鷹駅前の喫茶店に寄る場面がある。 |
ひぐまのキッチン | 石井睦美 | 三十数社から面接で落とされて就活に失敗した樋口まりあ。三鷹駅から5つ目のバス停から徒歩5分、商社「コメヘン」に社長秘書として採用される。 |
から揚げの秘密 | 石井睦美 | 商社「コメヘン」の社長秘書、樋口まりあ。三鷹西小学校の会社見学にクッキーを作る。そしてコメヘン40周年事業で販売されたから揚げの秘密とは? |
笹の舟で海をわたる | 角田光代 | 主人公左織の実家が三鷹にあり、彼女は母親とそこで暮らしている。 |
不愉快犯 | 木内一裕 | 三鷹警察の永田警部補が活躍する物語。三鷹通りや井の頭公園、三鷹駅南口などが背景として描写される。 |
悪医 | 久坂部羊 | 小仲辰郎はがん治療の拠点病院三鷹医療センターの医師森川に「もう治療法がない」と告げられる。 |
微光星 | 黒谷丈巳 | 吉祥寺で食堂を営む桧垣譲治は、三鷹市体育大会に出場することが決まって井の頭公園でリレーの練習をしていた孫娘を殺害される。裁判における犯人への無期懲役の判決に納得がいかず自ら殺人を犯した彼は、殺人には原則死刑を適用すべきだと主張する。 |
三鷹台おでん屋心霊相談所 | 木間のどか | 心霊にからむ人助けを仕事にしている天哉と陽太のコンビ。三鷹台駅ちかくのおでん屋の若女将から、悪夢についての相談を受ける。 |
しゃべれどもしゃべれども | 佐藤多佳子 | 主人公今昔亭三つ葉の家は井の頭公園の吉祥寺側。井の頭公園からほたる橋を渡り、玉川上水脇を通ってまた井の頭公園への道行き。HappyEnd |
オリンポスの黄昏 | 田中光ニ | 筆者の父、田中英光が太宰治の墓前で自殺した時の様子を描写している。 |
野川 | 長野まゆみ | ファンタジーではない長野まゆみ。舞台は小金井市だが、顧問の先生が天文台近くで生まれた母親が見た天の川の思い出を語る。煙のように立ち上がる銀河 |
彼女の命日 | 新津きよみ | 三鷹駅近くに住む楠木葉子は、上連雀の路上で血を流している状態で発見され、その後命を落とした。一年後、不意に電車の中で目を覚ます。全くの別人の体を借りて |
吉祥寺幸荘物語 | 花村萬月 | ステーキが食べたくなると、スクーターに乗って三鷹の〈くいしんぼ〉という店に行くと主人公が言っている。 |
風転 | 花村萬月 | 「太宰治はここで死んだんだぜ」と、ヒカルと萌子が玉川上水をのぞき込んでいる。 |
松谷警部と三鷹の石 | 平石貴樹 | 下連雀にある邸宅で刺殺死体が発見される。三鷹連雀署勤務の松谷警部が捜査にあたる。 |
孤独なアスファルト | 藤村正太 | 井口新田や井の頭公園が登場する。 |
武蔵野少年物語 | 本所次郎 | 自伝的小説。武蔵野・三鷹の地名がたくさん出てくる。井の頭公園にあった冷たいプールの話もある。 |
吉祥寺の朝焼けに歌えば | 本所次郎 | 「武蔵野少年物語」続編。新聞配達員として生活している主人公。新川公団の開設による引っ越しのエピソードや、武蔵野市と三鷹市の合併の話が出てくる。 |
東京百景 | 又吉直樹 | 下連雀のアパートや、井の頭公園でのエピソードが出てくる。短文のエッセイ。 |
波の塔 上 | 松本清張 | 輪香子が友人らと深大寺を訪れる。三鷹の天文台やその周辺の様子が描かれている。 |
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 | 万城目学 | 三鷹第一小学校を物語の舞台にしたことや、取材時のエピソードが述べられている。 |
またたび浴びたタマ | 村上春樹 | 村上春樹著の奇書。44個の回文が収められているが、その中に三鷹を舞台にしたものが1篇 |
無銭優雅 | 山田詠美 | 主人公の出身地・家がある。また主人公が高校時代、「江ぐち」に通っていた。 |
はたらく魔王さま! | 和ケ原聡司 | 8巻。魔王が原付免許を取りにバスに乗ったとき、三鷹市の国立天文台前のバス停から勇者の父とアシエス・アーラが乗り込んでくる。 |
タイトル | 著者 | 内容 |
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ヴィヨンの妻 | 太宰治 | 荒涼とした公園として井の頭公園が登場する。(『ヴィヨンの妻・桜桃』より) |
黄村先生言行録 | 太宰治 | 筆者と黄村先生が井の頭公園に出かける。黄村先生が井の頭公園水族館のサンショウウオを見て興味を示す。(『太宰治全集5』より) |
帰去来 | 太宰治 | 三鷹町に家を借りたことや、北さんを三鷹のなじみのトンカツ屋に 案内したことが書かれている。(『太宰治全集5』より) |
十二月八日 | 太宰治 | 開戦の日の出来事を三鷹に住む作家の妻の視点で語った短編。「伊勢元」で購入した配給の酒を隣組9軒で等分する場面もある。 |
新郎 | 太宰治 | 昭和十六年十二月八日開戦の日のどこか浮かれた調子の主人公を描く短編。三鷹駅前広場で客待ちをしている馬車の馭者に銀座に行けるか尋ねて電車で行くようにと笑われる場面がある。 |
誰 | 太宰治 | 「三鷹の此の小さい家は、私の仕事場である。(中略) あちこちうろついて、そうしていつも三鷹のことばかり考えている。」とある。(『太宰治全集4』より) |
東京八景 | 太宰治 | 筆者が三鷹町に移住したことが書かれている。また「武蔵野の夕陽は、大きい(中略)此の武蔵野の夕陽を東京八景の中に加入させたって、差支え無い。」とある。(『太宰治全集4』より) |